酒好きの方がが楽に続けられる
通常、糖尿人はお医者さんから飲酒を禁止されていることがはとんどです。「蒸留酒であれば飲んでも大丈夫ですよ」と言うと、酒飲みなら例外なく目が輝きます。
ちなみに日本のお酒の蒸留酒で有名なのは「泡盛」です。
糖尿病の人はアルコールを飲むなら「泡盛」 - 自宅で血糖値を下げる「糖質さえ制限すれば、おかずは食べ放題で、適量のお酒も問題なし」というのは、「カロリー制限で禁酒」という従来食に比べると、酒飲みにとっては天国と地獄ぐらいの差があります。
こういうわけで糖質制限食 は、酒好きな人のはうが続けやすいのです。アルコールそのものは血糖値を上げませんし、「エンプティー・カロリー」と言われるように体重増加作用もありません。
ビールや日本酒は醸造酒なので糖質が含まれていますが、蒸留酒は原料を発酵させたあとで蒸留するため、糖質は含まれていません。もとがイモでも麦でも米でも黒糖でも、糖質はゼロになっています。焼酎、ウイスキ㌧ブランデー、ジン、ウォッカなどが蒸留酒です。また、辛口ワインは醸造酒ですが、赤でも白でも糖質含有量が少ないので大丈夫です。
赤ワインの成分は100 g中に糖質が1.5 g含まれています。そのうち有機酸(クエン酸、酒石酸、リンゴ酸など) とポリフェノールが0.8 gありますが、これらは血糖値を上げません。残り0.7 gの血糖値を上げる糖質のうち、ほとんどは果糖と糖アルコールで、ブドウ糖は少量です。
ということで、通常の辛口赤ワインは糖質制限OK食材です。辛口白ワインも残糖(果糖とブドウ糖) は100 g中に0.4 gなのでOKです。ただし、一般的な甘口白ワインは残糖が多くNG です。
最近では、糖質ゼロの発泡酒や糖質ゼロの日本酒もありますから、それらを飲む分にはもちろん構いません。それ以外のビールや日本酒は糖質含有量が多いのでNGです。
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